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お葬式の費用

家族葬を選ぶ人の本音 費用?時間?お葬式を選ぶ際のコツについて 福山市・尾道市・三原市・府中市のお葬式

2025年12月02日

近年、「お葬式は家族葬で」と希望される方が一気に増えました。
昔ながらの、親戚一同やご近所、会社関係まで大勢が集まるお葬式から、ごく近い家族中心の小さなお葬式へと形が変わりつつあります。

では、なぜ多くの人が「家族葬を希望したい」と考えるのでしょうか。
この記事では、実際によく聞かれる家族葬を選ぶ理由・背景・本音を、いくつかの視点から整理してご紹介します。

1.「ゆっくりお別れがしたい」という気持ち

家族葬を希望される方の一番多い理由が、
**「人をたくさん呼ぶよりも、家族だけでゆっくり見送りたい」**という想いです。

一般葬の場合は、

  • ご弔問に来られた方へのあいさつ
  • 会葬者への対応
  • 受付や会計、返礼品の準備

など、やるべきことが多く、
気が付くと故人のそばで過ごす時間がほとんど取れなかったという声も少なくありません。

その点、家族葬であれば、

  • 慌ただしく来客対応に追われない
  • 家族が故人のそばで静かに過ごせる
  • 思い出話をゆっくりできる

といったお別れの時間を持ちやすくなります。
「形よりも、お別れの時間を大事にしたい」という方には、家族葬が合っていると言えます。

2.「故人の人付き合いが限られている」という現実

高齢化や核家族の増加に伴い、
ご近所付き合いや仕事関係のつながりが以前ほど濃くないケースも増えています。

  • 定年退職後、会社関係のつき合いがほとんどない
  • 引っ越しや施設入所などで、ご近所との関係が薄い
  • 友人も高齢で、遠方からの参列が難しい

こうした状況では、「たくさんの人を呼ぶ一般葬」そのものが現実に合わず、
**“自然な流れとして家族葬”**という選択になることがよくあります。

「無理に大人数を集めるより、今関わっている家族で見送ろう」
という考え方が、家族葬の広がりを支えています。

3.費用面の不安から「規模を小さくしたい」

もちろん、葬儀費用の不安も大きな理由のひとつです。

  • 年金生活で大きな出費が心配
  • 子ども世代にも負担をかけたくない
  • 「見栄」ではなく、身の丈に合ったお葬式にしたい

こうした気持ちから、
「最初から家族葬という小さな規模で考えたい」というご相談が増えています。

家族葬にする際の注意点!

多くの方が選ばれている家族葬。しかし選ぶ際にも注意をしないと思わぬトラブルに巻き込まれる事も…

家族葬にした場合の注意点もご紹介します。

1,葬儀後にご自宅に訪問される方も増える。

家族葬にした場合、家族中心のお葬式になる分、終わった後の弔問者が増える場合もあります。地域のコミュニティが希薄になりつつある現代において、昔ほどトラブルはなくなりましたが、それでも一般葬する場合よりも、後からの弔問者が増えるケースはまだまだございます。
香典辞退をした場合に香典を持参された方にお断りをするのも大変ですので、事前に家族と相談の上、決められる事が望ましいです。

2,供花が少なくなる

参列者が少ないと、それに伴いお供えのお花も少なくなります。
故人がお花が好きだった方だったり、祭壇周りを華やかにしようと思われる方であれば、お花を当家の負担でお供えしたりして、かえって当家の負担が増える場合もあります。

3,葬儀費用の負担が増える場合も…

お葬式費用には「葬儀基本料金」「会場費」「搬送料金」「お布施」「火葬料」「料理・返礼品」と決して安くない費用が必要となります。
その支払いを当家の資産や香典でまかなうようになりますが、家族葬にした場合、香典収入が少なくなりますので、家族葬にして全体的な葬儀費用が安くなっても、当家が負担する費用は増えてしまうケースもあります。

家族葬にする場合の、トラブルを避けるコツについてご紹介します。

1,一般弔問者のお別れの時間を設ける。

お若い方や、お顔が広い方で生前沢山のお付合いをされていた方が家族葬にした場合に、一般弔問者のお別れの時間を設ける事により、トラブルを避けられる事もあります。
例えば、通夜や葬儀の時間の1時間前にお別れの時間を設定し、一般の方は開式までの時間で受付やお別れの時間を設けて、式自体は家族中心で行うという方法です。それにより、一般の方の対応をいっぺんに終わらせる事により、後々の対応を少なくする事が可能です。またお知らせは、町内の回覧板や新聞のお悔み欄掲載(基本無料)でお知らせする事で、負担なく周知する事が可能です。
 

2,供花だけでもお供えして頂く

家族葬=供花辞退 というわけではありません。供花はお供えされる方の気持ちであったり、会社の規定で決まっている場合もあります。供花はお別れの際に故人へ手向けて頂けるお花として利用できますので、供花だけでも頂くというのも方法です。

3,葬儀の場所を工夫する

葬儀場を使用した場合、「会場費」や「祭壇使用料」などの費用が発生します。
例えば、住み慣れたご自宅お寺を利用する事で、費用を大幅に削減する事が可能です。
例えば自宅であれば、お仏壇を利用し葬儀空間を作る事も出来ますし、お寺であれば、ご本尊がすでにありますので、新たに祭壇を設置する事もありません。
また、会場費も自宅であれば必要ありませんし、お寺でも檀家(門徒)限定にはなりますが、葬儀会場を利用するほど必要ないケースがほとんどです。

まとめ

家族葬は現代のニーズにあったお葬式スタイルではありますが、いくつかの注意が必要です。しかし工夫次第で十分対応も可能です。
まずは家族と話し合い、悔いの無いお別れをする事が大切です。
お葬式の相談は24時間365日いつでも対応しております。
どんな些細な事でもかまいません。
いつでもご相談下さい。

自宅葬のサトリエ
☎084‐999‐0512
福山市瀬戸町山北458-1