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仏事のこと

「お寺との付き合い方、わからなくて当然です」―現代の暮らしと寺院とのご縁の話 ‐自宅葬のサトリエ‐

2025年05月06日

はじめに

「お寺って、いつ行けばいいの?」「檀家じゃないけど話していいの?」
そんなふうに感じている方、実はとても多いんです。

かつては地域や家ごとに「菩提寺(ぼだいじ)」があるのが当たり前でしたが、現代ではライフスタイルの変化とともに、
お寺との距離感がわからなくなったという声を多く聞きます。

今回は、そんな今の時代に合った“お寺との付き合い方”について、やさしくご紹介します。


1. そもそも「菩提寺」って何?

菩提寺とは、ご先祖代々の供養をお願いしてきたお寺のこと。
お墓があるお寺であり、法事や葬儀の際にもお世話になる存在です。

かつては「檀家制度」によって、ある寺の檀家になることで、宗教儀礼を支え合ってきました。


2. 今、なぜお寺との付き合いが薄くなったの?

現代では以下のような背景から、お寺との関係が希薄になりつつあります:

  • 引っ越しや都市部への移住で、実家のお寺と距離ができた
  • 宗教行事に参加する機会が減った
  • お寺の存在自体が「よくわからない」と感じる人が増えた
  • 無宗教志向の人が増えた

ですが、“仏教に馴染みがない”と思っていても、実際には法事や葬儀でお寺と関わることが多いのが現実です。


3. お寺との付き合い、どう始めたらいい?

関係がないと思っていても、お寺は基本的に開かれた存在です。
こんな形で、無理なくご縁を持つことができます:

① 法事やお墓参りの相談をしてみる

年忌法要や墓じまいの相談など、「お寺に聞いてもいいのかな?」と思うことも、実はお寺の得意分野。気軽に相談してみましょう。

② 行事やイベントに参加してみる

地域のお寺では、写経会、座禅体験、落語会、お盆の施餓鬼(せがき)法要などが開かれていることも。
お経を知らなくてもOK。心が落ち着く時間になるかもしれません。

③ SNSやホームページを見てみる

最近はInstagramやブログで情報発信するお寺も増えていて、
住職の人柄や活動の様子がわかりやすくなっています。まずは“見るだけ”でもOKです。


4. 「檀家じゃなくても大丈夫?」

はい、大丈夫です。
最近では、**「宗派や檀家にこだわらず、一回だけのお付き合い」**を受け入れているお寺も多くなっています。

たとえば:

  • お葬式だけお願いしたい
  • お墓を移したい・新しく建てたい
  • 家族だけで法要をしたい

など、現代の事情に合わせて柔軟に対応してくれる寺院も増えています。


5. お寺との付き合いは、人生をゆるやかに支えてくれる

お寺は、昔から「人生の節目に寄り添う場所」でした。
冠婚葬祭の“葬”だけでなく、心の悩みを聞いてくれる住職もいらっしゃいます。
「悩みを解決してくれる」というより、静かに話を聞いてくれる場として、心のよりどころになることもあります。


6. 【サトリエ】では、寺院とのご縁づくりもお手伝いしています

《サトリエ》では、広島県内の自宅葬・寺院葬を専門に、
人とのつながりを大切にしたお葬式をご案内しています。

「檀家じゃないけど大丈夫?」「どこに相談すればいいの?」
そんな時もお気軽にご相談ください。
ていねいな見送りのお手伝いをしております。

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