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葬儀の豆知識

葬儀社を通さずにお葬式はできる?

2025年01月24日

お葬式は葬儀社を通さずにできるのか?
結論から申し上げますと可能です。
しかし少々ハードルが高くなっております。
本日は最近メディアなどで注目されている「自力葬」について解説いたします。




まず、お葬式に必ず必要なものは以下の6つです。

⑴ 遺体を安置する場所
⑵ 棺
⑶ 骨壺
⑷ ご遺体を運ぶ車
⑸ ドライアイス
⑹ 火葬許可書


最低この6つが無いとお葬式はできません。
逆を言えばこの6つと基本的な知識があれば可能です。
一つずつ解説いたします。



まず遺体を安置する場所についてですが、ほとんどの場合自宅で安置する他ありません。ご遺体はご逝去から24時間後でなければ火葬ができません。つまり病院から直接火葬場というのが多くの場合難しく、一旦別の場所でご遺体を安置しなければなりません。火葬場に遺体安置室が併設している場合もありますが、棺に入っていないといけなかったり、事前に行政に申請しないといけなかったりで、葬儀社を通さないとなかなか難しいのが現実です。



次に棺や骨壺などの購入です。
葬儀社を通さないとなると、ネット通販で購入するのが一般的ですが、どうしても日数が必要になります。すぐに必要な場合は多少高額でも近隣の葬儀社に直接購入する方が良いでしょう。



そしてご遺体を運ぶ車ですが、ミニバンのような棺(2m弱)が入る車が必ず必要です。
ご遺体を運ぶためレンタカーや知人から借りる等は社会通念上避けた方が良いでしょう。
車がなければ、葬儀社に依頼するほかありません。


ドライアイスはご遺体の腐敗の進行妨げるために必要です。
最寄りにドライアイスの販売所などあるかどうか事前に調べておくことが大切です。


火葬許可書は死亡届を役所に提出し、火葬日時や火葬場を決めて申請すれば発行されます。発行された火葬許可書は必ず火葬場へ提出して下さい。





自力葬を行う流れは以下の通りになります。

病院でご逝去 死亡診断書発行後、車で安置場所までご遺体を運ぶ
死亡届の記入 死亡届(死亡診断書の隣の欄)に故人や代表者の情報を記入して役所へ提出する。火葬日時や火葬場所を決める
棺にご遺体を納める ご遺体を棺に納める
お葬式をする お葬式に必要な仏具は仏壇にあるもので代用するかご寺院にお借りする。
火葬をする 予約した日時にあわせて火葬場へご遺体を運び、火葬する。
収骨 骨壺へ収骨して、終了



まとめ
自力葬をする場合、多くは家族の手で準備や手配を行えば可能ではあります。
しかし、法的手続きや準備の負担など、事前の入念な準備と計画が必要です。
どのような形であれ、送り出す行為そのものの意義を大切に故人への思いに満ちた時間を作り上げることが大切です。
 

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