お葬式の文化や風習は時として消費者を惑わし混乱させています。霊柩車運転手や火葬場職員へ渡す寸志もその一つと言えます。
本日は寸志について解説してまいります。
寸志とは
寸志は喪主やご遺族側が葬儀のサポートをしてくれた方にお礼の気持ちとしてお渡しする金銭の事です。お渡しする範囲はご遺族にもよりますが、霊柩車運転手・火葬場職員・葬儀担当者・納棺業者・受付スタッフなど葬儀の運営者側になります。
寸志は必要?
現在は寸志をするご家庭は非常に少なくなりましたが、中には寸志をするかどうか悩まれている方もいらっしゃいます。
結論から申し上げますと、
葬儀社や火葬場職員への寸志は一切必要ありません。葬儀社や火葬場職員はご遺族様から葬儀費用や火葬費用を頂きプロフェッショナルとして対応しております。つまり、葬儀費用や火葬費用を超えた費用を支払う必要はないからです。
ただしご遺族側の心情としてされたい場合はお渡しされても良いかと思います。
※火葬場職員は原則受け取りませんので、ご理解下さい。