今回は皆様にお葬式やご法事に参加されたときにするお焼香のお話をしたいと思います。
お葬儀に参加されますと、儀式中盤で司会の方がお焼香のご案内があり、順番に並ばれて順にお焼香をされたことがあると思います。
その時に思うことは何回すればいいのか前にされてるのを見てそれと同じようにすれば問題ないと思われたこともあると思います。
そもそもお焼香をする意味は
お焼香とは仏さまに香りをお供えするものです。
お線香も同じ意味合いで香りをお供えします。
できればいい香りをお供えしていただきたいですが、香木で高いものは1g数万円するものもあります。そんな高価なものを普段使いはできませんので、気に入った香りのものをお使いになるといいと思います。
お焼香や線香はお供え物ですので香りを仏さまにお供えさせて頂きそのおさがりを頂くのが大事です。
お焼香の回数は
これは宗派によって考えも違いますので正しい回数はありません。
しかし一般的に三回というのは仏教が大事にしている仏・法・僧に香りをお供えするのにルーツがあるでしょう。
お焼香をするときも額に押し当てる宗派もあればそのまま香炉に入れる宗派もありますので宗派の作法を住職や葬儀社の担当に伺えば教えて頂けます。
各宗派の焼香回数は以下の通りです。
・浄土真宗(西) ・・・・・1回
・東本願寺 (東)・・・・・2回
・臨済宗妙心寺 ・・・・・・1回
・曹洞宗 ・・・・・・・・・2回
・真言宗 ・・・・・・・・・3回
ご参考までに覚えて頂ければ、法要やお葬式の際に役立ちます。
仏事について分からない事がありましたら、弊社までお気軽にご相談下さい。