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皆様はお葬儀に参加されたときに棺にかかってるものをご存じでしょうか?
金襴の布と組紐がかかってるのが一般的です。
これはお袈裟と修多羅(しゅたら)になります。
僧侶が着用するお袈裟は数種類あり棺にかけるのは最高位の七条袈裟になります。
宗派によって考え方は違うのですが、亡くなられた方は僧侶の仲間となり衣を身にまとう立場になったという考えや邪払って遺体を守護するといった考えもあるようです。
そして修多羅はお袈裟をつなぎとめるものでサンスクリットの言葉で「スートラ」が語源となっております。
意味はお経そのもの、お経を束ねる紐などの意味です。
スートラから色々言葉が生まれておりまして修多羅が無ければ袈裟がつなぎとめられないのでスートラ→しだらになり否定する言葉が加わり「だらしない」や「ふしだら」などの言葉が生まれました。
京都の修多羅を作成している職人さんから聞いた話ですが修多羅の形を作るときは『南無阿弥陀仏』の六字をイメージして作っているらしいです。
お葬儀に僧侶がきらびやかなお袈裟を着て儀式を行うのには亡くなった方を礼装の装束で送らさせていただく大切な儀式であるからです。