自宅葬は大変なの?自宅葬のメリット・デメリットを紹介・葬儀費用や流れについて
自宅葬は何といっても思い出がつまった場所で故人を送りだせる事が魅力の一つです。
また葬儀会館を使わないので葬儀費用が安くなったりメリットもたくさんあります。
しかしながら自宅葬は大変なのではないのかという疑問をお持ちの方もいらっしゃると思います。
なぜ今の時代に自宅葬なのか
弊社が自宅葬を提案する理由は現代における経済的問題とお葬式に対する価値観の変化です。
まず経済的問題ですが、昔のお葬式は香典収入がありお葬式の経済的負担はそこまでありませんでした。
しかし現在は家族葬で葬儀を行う方が大半ですので、香典の枚数が少なかったり、そもそも香典をご辞退なされる方もいらっしゃいます。
つまり今まで親類縁者で支えていた葬儀費用をすべてご遺族が負担しなければならなくなりました。
ご自宅での葬儀は今までの会館を利用した葬儀よりも会場費がかからない分、少ない費用で故人様を送り出す事が可能ですので、現代におけるお葬式の経済的問題にも対応出来る葬儀スタイルとなっております。
そしてお葬式に対する価値観の変化です。
昔のお葬式はいかに派手にお送りするかで、その葬儀の良し悪しを決めていた風潮がありました。
しかしお葬式が小規模化している現代で、豪華なお葬式よりもいかに故人様に寄り添い、想いをカタチにする葬儀が求められるようになりました。
自宅には家族の思い出がつまった唯一無二の場所です。
その場所から送りだすという事が故人様にとってもなによりの弔いと感じて頂けます。
自宅葬は準備が大変?
規模にもよりますが、自宅葬を行う場合ある程度の生活用品の整理や掃除は必要になって参ります。
ただ昔の葬儀と比べ、葬儀参列の人数や葬儀の飾りなどが少なくなった分、以前のような大掛かりな準備は不要となりました。
例えば昔の葬儀であれば自宅の襖をすべて外し、部屋にあるテーブルやタンスなどを移動し、参列スペースを確保する必要がありましたが、昨今の自宅葬は少人数で送る葬儀な分、一室あれば足りる場合がほとんどです。
つまり多少なりとも準備の必要がありますが、昔の自宅葬と比べ準備にかかわる負担はかなり少なくなっております。

自宅葬は費用が安くなる?
自宅葬を行う場合、多くは費用の軽減が可能になります。
理由を説明しますと、会館でお葬儀を行う場合との大きな違いは「会場費がかからない」事です。
お葬式は通常2日間で行われますので、その費用が必要となります。
また葬儀会館でご遺体を病院から直接安置をした場合は安置の日数分の使用料が必要となりますので、自宅に安置すればそれだけでも大きな節約につながります。
また、祭壇も自宅のスペースに合わせてご用意致しますので、祭壇設営費の節約にもつながります。
弊社の場合は
葬儀に必要な物品を含めて298,000円(税込)で自宅で送る葬儀を承っております。
自宅葬を行う流れ

自宅葬を行う場合、通常のお葬式と流れは変わりませんが、ご遺族のご要望があれば自由な発想でアレンジをして頂けます。
弊社でお葬式のお手伝いした方にも家族でいつも応援していたプロ野球を観戦しながらお送りされたり、直接お棺に皆様からのメッセージを書いたり、思い出のお写真を貼っていただいたりして、ご家族様の想いの詰まった形でお送りされた方もいらっしゃいました。
通常お葬式の流れは下記の通りです。
- ご臨終
- 搬送
- 打合せ
- 納棺
- 通夜
- 葬儀
- 火葬
- 収骨
もちろん宗教や宗派により多少の違いはありますが、一般的に行われる順番です。
自宅葬のサトリエではご家族様のご要望も伺いながら、ご遺族様にあった形で葬儀進行を行いますので、ご質問やご相談がございましたらなんなりとお申し付けください。