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葬儀の手続き

お葬式の流れをやさしく解説(通夜~火葬まで)

2025年06月01日

大切な人を亡くしたとき、多くの人が初めて「喪主」や「お葬式」という現実に直面します。
何をどうしたらよいのか、不安になるのは当然のことです。
この記事では、一般的な仏式のお葬式を中心に、通夜から火葬までの流れを、初めての方でもわかりやすくご紹介します。


1. ご逝去 ~ ご安置まで

病院や施設で息を引き取られた場合、まずは葬儀社へ連絡します。
24時間対応のところが多く、ご遺体を自宅または安置施設に搬送してもらいます。

このときの主な手順:

  • 医師による死亡確認・死亡診断書の受け取り
  • 葬儀社へ連絡(搬送・葬儀内容の相談)
  • 安置先の決定(自宅 or 斎場の安置室)
  • 枕飾り(仏具一式の設置)

2. 葬儀社との打ち合わせ

ご安置が済んだら、葬儀社と正式な打ち合わせを行います。
日程、場所、形式(仏式・神式など)、参列者の規模などを話し合い、具体的なプランを決めます。

このときに決めることの例:

  • 通夜・葬儀の日時と場所
  • 喪主の決定
  • 会葬者への連絡方法
  • 祭壇の種類、遺影の準備、会葬礼状の文面

3. 通夜(つや)

多くの場合、お通夜はご逝去の翌日か翌々日に執り行います。
現代では18時~19時開始で1~2時間ほどの式が一般的です。

通夜の流れ(仏式の例):

  1. 僧侶による読経
  2. 喪主・遺族による焼香
  3. 一般参列者の焼香
  4. 喪主のあいさつ(任意)
  5. 通夜振る舞い(簡易な食事。現在は省略することも)

4. 葬儀・告別式

翌日には、故人との最期のお別れを告げる「葬儀」「告別式」が行われます。
地域によっては、この2つを同時に行うケースがほとんどです。

葬儀・告別式の流れ:

  1. 僧侶の読経
  2. 焼香(親族 → 一般参列者)
  3. 弔辞・弔電の紹介(必要に応じて)
  4. 最後のお別れ(花入れ・遺族からの声かけ)
  5. 棺の蓋を閉じて出棺へ

5. 火葬・収骨

火葬場に移動し、故人を見送ります。地域や火葬場によって異なりますが、火葬にかかる時間は1~2時間程度です。

火葬場での流れ:

  • 火葬炉の前で僧侶が読経(炉前読経)
  • 最後の焼香・別れの言葉
  • 火葬
  • 待合室で休憩
  • 収骨(骨上げ)
  • 骨壺へ納め、喉仏などを中心に拾骨

6. 帰宅後の流れ(初七日など)

火葬後、葬儀場に戻って「初七日法要」をその日に行うことが増えています(繰り上げ初七日)。

また、自宅では後飾り祭壇(白木の棚)を設置して、忌明け(四十九日)まで毎日お線香をあげます。


まとめ

お葬式の流れは、突然の中でもやらなければならないことが多くあります。
しかし、信頼できる葬儀社や周囲のサポートを得ながら、一つひとつ乗り越えていくことができます。

「故人らしいお見送りだったね」と心から思える時間にするためにも、
流れを知り、心の準備をすることがとても大切です。

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