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葬儀の豆知識

家族葬・一般葬・直葬のメリット・デメリット

2025年06月03日

近年、お葬式のスタイルは多様化しています。
かつては「一般葬」が主流でしたが、近年は「家族葬」や「直葬(ちょくそう)」など、より小規模でシンプルなお葬式を選ぶ方も増えてきました。

今回はそれぞれの特徴と、選ぶ前に知っておきたいメリット・デメリットをわかりやすく解説します。


1. 家族葬とは?

◆どんな葬儀?

家族や親しい友人など、ごく限られた人たちだけで行う小規模なお葬式です。参列者は10~30人ほどが一般的。

✅メリット

  • 故人とのお別れの時間をゆっくり持てる
  • 参列者が少なく、準備や対応の負担が軽い
  • 費用を抑えやすい(※内容による)
  • 遺族の精神的な負担が少ない

⚠ デメリット

  • 後日、知らせを受けた知人が「参列したかった」と不満を持つ場合がある
  • 香典が少なく、費用の自己負担が増える可能性も
  • 「お別れの場がなかった」と感じる親族が出ることも

2. 一般葬とは?

◆どんな葬儀?

家族・親族だけでなく、近所の方・仕事関係・友人知人など、広く参列を受け入れる従来型のお葬式です。参列者は数十人〜100人規模になることも。

✅ メリット

  • 多くの人が故人にお別れを言える
  • 社会的な立場のある人の場合、体裁が整いやすい
  • 香典収入があるため、全体の費用負担を抑えられることも

⚠ デメリット

  • 参列者対応(受付・接待など)が多く、遺族の負担が大きい
  • 費用が高くなる傾向(会場・料理・返礼品など)
  • 式が形式的になり、故人との時間が持ちにくいことも

3. 直葬(ちょくそう)とは?

◆どんな葬儀?

通夜や葬儀を行わず、火葬のみを行う最もシンプルなお見送りです。宗教儀式を省き、遺族数名で火葬場へ直接向かいます。

✅ メリット

  • 費用がもっとも安く抑えられる(10万円台~)
  • 儀式の段取りが少なく、短時間で済む
  • 宗教にとらわれず自由な形式がとれる

⚠ デメリット

  • 親族・知人の理解を得にくいこともある
  • お別れの時間が極端に短くなる
  • 式後に「きちんと送ってあげられなかった」と感じる遺族もいる

比較まとめ表

種類 参列者 儀式の有無 費用感(目安) 向いている人
家族葬 少人数(10〜30人) 通夜・葬儀あり 50〜100万円 身内だけで静かに送りたい
一般葬 多人数(50人以上) 通夜・葬儀あり 80〜120万円 社会的関係が広い人
直葬 最少人数(数人) 儀式なし・火葬のみ 10〜30万円 費用や形式を重視しない人
 

まとめ:故人と遺族に合った送り方を

お葬式に「これが正解」という形はありません。
故人の遺志やご家族の思いを大切にしながら、後悔のない見送り方を選ぶことが大切です。

迷ったときは、複数の葬儀社に事前相談してみるのもおすすめです。最近は柔軟な対応をしてくれるところが増えています。

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