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葬儀の豆知識

お葬式のとき、神棚封じは必要?意味と正しいやり方を解説

2025年05月16日

身近な方のお葬式があるとき、「神棚封じってした方がいいの?」と迷ったことはありませんか?

仏式の葬儀でも、神棚のあるご家庭は多く、どう対応すべきか分からない方も多いと思います。

今回は、神棚封じの意味や正しい方法、そしてどんな場合に行うのかをわかりやすく解説します。


そもそも「神棚封じ」とは?

神棚封じとは、神棚の扉を閉じて白い半紙などで覆い、死を“けがれ”として神様から遠ざけるための風習です。

神道では、「死」は穢れ(けがれ)とされ、神様の領域とは別に扱うべきものとされています。そのため、忌中の間は神棚を封じて、神様に影響が及ばないようにします。


神棚封じはいつ、誰がするの?

基本的には、亡くなった方と同じ家に神棚がある場合に行います。

● 神棚封じをするタイミング:

  • ご家族が亡くなった直後(できるだけ早め)
  • 遺体を自宅に安置する前までに済ませておくのが一般的

● 封じる人:

  • 通常はご家族が行いますが、葬儀社に相談すれば対応してくれる場合もあります。

神棚封じのやり方

やり方はとてもシンプルです。

  1. 神棚の扉を閉じる(開いている場合)
  2. 半紙や白い和紙を使って、神棚全体を覆う
  3. 忌明け(四十九日または五十日祭)まで封じたままにしておく

※紙は四角く切ったものをテープなどで軽く貼るだけでOK。
※完全に布などで隠す地域もあります(地域差あり)。


神棚封じは仏式でも必要?

仏教葬儀が多い現代でも、神棚があるなら封じておくのが一般的なマナーとされています。

たとえ仏式であっても、「神道の要素が家庭にある場合は、それに沿った習わしを大切にする」という考えが根強いです。


忌明け後の神棚開き

神棚封じは「忌中」の間続けます。
仏式であれば四十九日、神道であれば**五十日祭(仏教の四十九日に相当)**が終わったタイミングで、封じた半紙を外します。

※手を清め、軽く礼をしてから封を解くのが一般的です。


【豆知識】神棚がない場合はどうする?

近年は神棚がないご家庭も多いため、封じ自体を行わないケースもあります。
ただ、実家に神棚がある場合などは、帰省の際に気をつけると良いでしょう。


サトリエからひとこと

仏教葬を中心にサポートするサトリエでは、宗派や地域のしきたりに合わせた対応もご相談いただけます。

「うちは神棚あるけど、どうすれば?」
「お寺葬で神棚って関係あるの?」

そんな疑問にも、経験豊富なスタッフとお寺の視点から丁寧にご案内いたします。

▶︎ ご相談はいつでも無料です。[サトリエ公式サイト]自宅葬のサトリエ|福山市を中心に備後エリアで自宅葬なら


まとめ:神棚封じは「伝統と敬意」の表れ

神棚封じは、「神様に対する敬意」と「心を整えるためのけじめ」として続けられてきた習わしです。

無理に行う必要はありませんが、意味を知って丁寧に向き合うことが、故人を大切に思う心につながります。

わからないことがあれば、一人で悩まず、ぜひ専門家に相談してみてくださいね。

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