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仏事の豆知識

お盆に灯す“提灯”の意味とは?〜ご先祖さまを迎える大切な灯り〜

2025年07月01日

お盆といえば、故人やご先祖さまをお迎えする大切な行事。地域によって風習はさまざまですが、共通して見られるのが「提灯(ちょうちん)」を飾る習慣です。

この記事では、お盆提灯の意味や種類、飾り方についてご紹介します。

■ お盆提灯の意味

お盆の提灯には、「ご先祖さまが迷わず帰ってこられるように」という願いが込められています。提灯の灯りは、道しるべの役割を果たすとともに、あたたかな心でご先祖さまを迎える象徴でもあります。

■ 迎え火・送り火との違い

よく似た意味を持つ「迎え火」や「送り火」は、屋外で行う火の儀式。一方、提灯は屋内や玄関先で灯す“室内の迎え火”のような存在で、お盆の間中、明かりを絶やさずに灯すことが多いです。

■ お盆提灯の種類

お盆提灯にはいくつかの種類があります。

  • 吊り提灯(御所提灯)
     玄関や軒先に吊るす伝統的な提灯。家紋入りのものもあります。

  • 置き提灯(住吉提灯など)
     仏壇の前に置くタイプ。現代では電気式のLEDタイプも人気です。

  • 新盆用白提灯
     故人が亡くなって初めて迎えるお盆(初盆/新盆)には、白無地の提灯を用意するのが一般的です。お盆が終わったら送り火と共に焼却する風習もあります。

■ 提灯はいつからいつまで飾るの?

地域差はありますが、多くの場合は8月13日の夕方に提灯を灯し始め16日夜に送り火とともに灯りを消します。飾り始めるのは12日〜13日が目安です。

■ 提灯はどこに飾るの?

  • 玄関・門口:ご先祖さまが迷わず訪ねて来られるように
  • 仏壇の前:お盆期間中、ご先祖さまが滞在する“お部屋”としての意味も
  • ベランダや窓辺(マンションなど):現代住宅に合わせた飾り方も増えています

■ 提灯の準備はいつから?

お盆直前は混み合うため、7月中旬までに購入・準備するのがおすすめです。特に新盆の方は、白提灯の用意を早めに。

■ サトリエでもお盆の準備をサポートしています

サトリエでは、自宅葬や寺院葬をご希望の方のために、お盆のしつらえや提灯の準備、飾りつけのご相談も承っています。
「何を用意すればいいのか分からない」「新盆で不安」という方も、どうぞお気軽にご相談ください。

サトリエ|福山市の家族葬・自宅葬サポート
ご先祖さまを心をこめてお迎えする時間を、あたたかくサポートいたします。