対応エリア

福山・府中・尾道・三原・
神石高原町・世羅

備後地方を中心に、周辺地域も対応可能です。

対応エリア:
福山・府中・尾道・三原・神石高原町・世羅

備後地方を中心に、周辺地域も対応可能です。

お葬式のマナー

お葬式に適さない言葉とは?知っておきたい「忌み言葉」のマナー

2025年05月22日

大切な人を見送るお葬式。参列する際には、服装や振る舞いだけでなく「言葉遣い」にも注意が必要です。特に、日本には「忌み言葉(いみことば)」という避けるべき言葉があります。この記事では、お葬式で使ってはいけない言葉や、その理由、代わりに使う表現などをわかりやすくご紹介します。


忌み言葉とは?

「忌み言葉」とは、縁起が悪いとされる言葉や、不幸を連想させる言葉のことです。お葬式の場では、故人や遺族への配慮から、こうした言葉を避けるのが一般的なマナーとされています。


お葬式で避けるべき言葉の例

1. 繰り返し言葉(重ね言葉)

「重ね重ね」「たびたび」「くれぐれも」など、繰り返す言葉は“不幸が重なる”ことを連想させるため、忌み言葉とされています。

例:

  • × 重ね重ねお悔やみ申し上げます
  • ○ 心よりお悔やみ申し上げます

2. 死や不吉なことを直接的に表す言葉

「死ぬ」「亡くなる」「四」「苦」など、直接的に死を連想させる言葉も避けられます。数字の「四(し)」「九(く)」も避けることがあります。

例:

  • × ○○さんが死んだと聞いて…
  • ○ ○○さんがお亡くなりになったと伺いました

3. 再びを連想させる言葉

「再び」「再度」「戻る」「追って」などの表現は、“不幸が戻ってくる”ことをイメージさせるため、避けられます。

例:

  • × 後日また伺います
  • ○ 後日ご連絡いたします

遺族への挨拶・言葉かけの例

お葬式では、遺族に何か言葉をかけたいと思っても、何を言えばいいのか悩む方も多いでしょう。以下のような表現が無難です。

  • 「このたびはご愁傷様でございます」
  • 「心よりお悔やみ申し上げます」
  • 「突然のことで、お言葉もありません」
  • 「ご家族の皆様のご健康をお祈りいたします」

あくまで形式にとらわれすぎず、真心をこめて伝えることが大切です。


最後に

お葬式は故人を悼み、遺族をいたわる大切な場です。正しい言葉遣いを心がけることは、マナーのひとつであり、思いやりの表れでもあります。もし言葉に迷ったときは、無理に話さず、静かに手を合わせるだけでも気持ちは伝わります。大切なのは「心」だということを忘れずにいたいですね。

Comment

名前

コメント内容

画像認証
表示されている文字を入力してください。