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葬儀の豆知識

ご遺体へ処置するドライアイスは何のためにするの?

2025年07月10日

お葬式の準備の中で「ドライアイスを当てますね」と葬儀社のスタッフから言われたことがある方もいるのではないでしょうか。
けれど、「なぜドライアイス?」と疑問に思う方も少なくありません。

今回は、ご遺体に施すドライアイス処置の目的や意味について、わかりやすくご説明します。

ドライアイス処置の目的とは?

ドライアイスを使う最大の目的は、ご遺体の腐敗を防ぐためです。
亡くなった後は、体温が下がり、時間の経過とともに体の中で自然分解が始まります。これを少しでも遅らせるために、体を冷やす必要があります。

ドライアイスは非常に低温(約-78℃)で、冷却効果が高いため、ご遺体の保存に適しているのです。

どこに当てるの?

通常は、腹部や胸部、背中などの内臓が多い部位に当てることが多いです。
また、気温が高い夏場などは、顔や足元にも追加でドライアイスを当てることがあります。

ドライアイスは直接肌に触れると凍傷になる恐れがあるため、布やタオルで包んだ状態で使われます。

いつまでドライアイスは必要?

火葬までの間、ご遺体を衛生的に保つためにドライアイスは毎日交換・補充されます。
特にお通夜や葬儀まで日数が空く場合には、定期的なドライアイス処置がとても大切になります。

ドライアイス以外の方法もある?

最近では、保冷剤タイプの冷却材や、**安置用の冷却プレート(霊安設備)**なども使われることがありますが、
ご自宅などでの安置にはやはりドライアイスが手軽で一般的です。

まとめ

ドライアイスは、ご遺体を衛生的に保ち、安らかな姿でお見送りするための大切な処置です。
「何のために?」と疑問に思った際には、遠慮せずに葬儀社の担当者に聞いてみましょう。

サトリエでは、ご遺族の想いに寄り添いながら、ご安置やドライアイス処置も丁寧に行っています。
ご不安なことがあれば、どんな小さなことでもご相談ください。