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福山・府中・尾道・三原・
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仏事のこと

初盆(新盆)とは 広島県福山市・尾道市・三原市・府中市の仏事 ‐自宅葬のサトリエ

2025年08月11日

初盆(しょぼん)や新盆(にいぼん)って聞いたことはありますか?
これは、故人が亡くなってから初めて迎えるお盆のことをいいます。毎年やってくるお盆ですが、初盆は特別な意味があって、ご家族やご親族、親しい方々が集まり、その年もしくは昨年にお亡くなりになられた故人様の最初の盆法要になります。
多くの地域では8月13日~16日が一般的ですが、関東の一部では7月に行うところもあります。初盆の時は白い提灯を飾り、法要を営むことが多いんです。

初盆の流れ

初盆の過ごし方は地域や家ごとに少しずつ違いますが、おおまかな流れはこんな感じです。

初盆の場所

  1. お迎え(13日)
    玄関先や仏壇の前で提灯に灯をともし、「今年も帰ってきてくださいね」と故人をお迎えします。

  2. 初盆法要
    菩提寺の住職に来てもらってお経をあげてもらい、みんなで焼香します。自宅やお寺、会館などで行われます。

  3. 会食(お斎)
    法要のあと、集まった方々と食事をしながら故人の思い出を語り合う時間を持ちます。

初盆の法要は、だいたいこの3つの場所で行われます。

  • 自宅
    仏壇があれば、自宅でおこなうのが昔ながらの形。親しい人だけで、落ち着いた雰囲気になります。

  • お寺(菩提寺)
    本堂で行うと、厳かな空気の中でしっかり供養できます。納骨堂やお墓へのお参りが一緒にできることもあります。

  • 会館や葬祭ホール
    座席や駐車場が整っていて、人数が多いときや自宅が狭いときに便利です。

初盆の準備物

「何を準備したらいいの?」と思う方も多いですよね。
代表的なものを挙げると…

  • 白提灯(初めての霊を迎える特別な灯り)

  • 盆棚(精霊棚)とお供え物(果物・野菜・お菓子・故人の好物)

  • 位牌※浄土真宗は除く
     
  • 線香・ろうそく

  • 参列者への引き物(広島県では茶の子といったりもします)

  • 会食やお弁当の手配(仕出弁当やオードブルなどが一般的です)

このあたりをそろえておけば、だいたい大丈夫です。

初盆のお布施の目安

初盆の法要でお寺にお渡しするお布施は、地域やお寺によっても違いますが、
だいたい 3万円〜5万円くらいが一般的です。
もし法要のあとに住職をお食事に招くなら、**御膳料(5千円〜1万円)を別で包みます。遠くから来られる場合はお車代(5千円〜1万円)**も用意すると安心です。

これで初盆のイメージが少し湧いたでしょうか?
「初盆は準備が大変そう…」と思う方もいますが、早めにお寺や親族と相談しておくと、当日は心穏やかに故人を迎えることができます。